中国プロサッカー選手の奮闘記

〜日本で育った中国人が、18歳で中国に帰って体験したこと〜

【2019 リーグ下半期】事件の連続

リーグ折り返し!!

(まだここでは話していませんが、この時すでにチームの状態は資金面が原因で徐々に悪くなり始めていました。なぜそんな風になったかは、この記事で暴露してます。)

china-soccer.hatenablog.com

上半期残り3節で3ゴール、このままいいスタートを切りたいかったけど、なかなか得点できず第21節に右膝を試合中に相手に削られて初の途中交代。。

(実はここまでフル出場でした)

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次節も欠場し、その次の試合にはまだ完治はしてなかったけど、監督に「もう大丈夫」

と言い、後半から出場させてもらいました。

思っていたより動けて、次節からは完全復帰することができました。

(この怪我の時は、日本でいつもお世話になっているリハビリトレーナーの先生にもラインで相談をして、たくさんの的確なアドバイスをもらい、そのおかげで復帰が早くなったと言っても過言ではありません。本当に感謝しかありません。)

 

そして、残り2節となった時”事件”は起きました。

冒頭で少し説明したように、チームの状況はこの時も悪いままです。

更に、自分自身リーグも後半に差し掛かり

精神的、肉体的にもかなり疲労困憊の状態で、

チームとしても、リーグ残留が確定していたので、少しゆるい雰囲気でした。

そんな中、アウェー戦前日のグランドチェックを終えてバスに乗り、ホテルへ戻る途中に、サッカー協会から

”とんでもないニュース

が飛び出てきました!

 

あるチームから、なんと僕の所属しているチームが「2017年の加入選手の移籍金を未だに払っていない」とこのタイミングでの告発!

 

サッカー協会から言い渡された処罰は

勝ち点マイナス6!!!

ちょっと待てよ?頭の中で凄い不安がよぎり、その不安は的中。

チームは降格圏内まで突き落とされました。

 

完全に計画的な告発のタイミングでアッパレ、

何も知らなかった選手たちからすると完全に隙だらけの顎に

右フック

(今となってはギャグにできるけど)

 

当時の心境は、本当にきつかった・・・

残り2節、絶対に負けられない戦いになってしまい、一敗でもすると降格の可能性がかなり高まってしまう。

負けたらいけないのは大前提だけど、

”負けたら降格”というものを背負って立つピッチは疲労困憊なんて言い訳は通じず、120%出し切らないといけない!

 

「こんな状況でのサッカーはなかなか経験できない」と、かなり気合が入っていました!

なんと人生でも数回もない

ダイビングヘッド

で決勝ゴールを決めてなんとか勝ちきることができました!

1アシストもして、きっとネットには

ヒーローとして載る!と思いきや、

考えすぎで、ふわっとしか触れられていませんでした笑(調子に乗りすぎました。)

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それでもまだ最終節が残っていて、緊張感は全く抜けませんでした。

 

そして最終節、チームメイトの一人が

二得点!!

チームを完全に救ってくれました!

ん?もしかしてヒーロー誕生?と思いながらネットを開くと、ファンもそこまでその人の名前を上げてなく、チームの残留を祝福してくれていました!

 

なぜかホッとしていました。笑

 

チームもなんとか残留できて、プロ1年目としてのリーグは終わりました。

 

二桁ゴールは達成できず、カップ戦・リーグ戦で8得点

試合出場時間はチーム最多! 大体27試合くらい。

本当に色々経験でき、次に繋がるいいシーズンでした。

 

次は、冒頭で触れた所属チームの資金面の問題や、中国サッカーの独特の制度について書いていきます。

また今後、ここではまだ言っていない、シーズン中に起きたことなども上げていくので興味があれば是非読みに来てください!

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*中国3部はリーグ終了後、北部と南部で同順位のチームがホームアンドアウェーで練習試合を行い、選手たちは休みに入ります。

リーグ期間は3月〜11月

12月中旬ごろから春節(旧正月)までトレーニングをします。

2020年のリーグは、コロナウィルスの影響でかなり延期が予想されています。

(僕は日本でトレーニングをしながらウィルスが収束するのを待っています。)