中国がビザありの外国人も入国禁止にしましたね。
そして発表から即実施されるのですごいです・・・
日本はこれからが正念場かも知れないので、どうか気をつけてください。
私は3月26日に14日間の自宅隔離を終え、広州から深センへバスで移動しました。
今回はその2日間の手続きや街の様子について書いていきます。
なんとか隔離終了
3月12日に自宅に着いてから14日後の3月26日に無事自宅待機が終わりました。
26日の午前中に管理人が来て、玄関のブザー(外出ないように、内側から開けると警報が鳴る)を外して隔離証明書を持ってきてくれるという約束だったのですが、なかなか連絡が来ないのでWeChatで聞いてみると「今日じゃなくて明日の27日に行くよ」と言われました。
なんでも14日間の解釈が『到着初日は含めず、到着翌日から起算して丸々14日間の自宅待機で、外に出れるのはさらにその翌日の15日目』らしいです。
でも事前に何度も26日に隔離終了と言われていたし、むこうが作成した資料にも26日までと書いてるので当日にそんなこと言われても困ると格闘した結果、解放してもらえることになりました!
非常事態なので伝達ミスとかあっても仕方ないかと諦めかけていたのですが、融通を効かせてくれて感謝です。
無事にブザーも取れ、隔離証明書ももらえました。
広州の街の様子
午後、早速深センまでのバスチケットを買いに外に出ました!
3月11日に広州に到着してからホテルや自宅への移動の際はずっと検疫官や警備員が一緒だったので、今回初めての一人での自由な外出になんだかドキドキしました。
マンションの門は複数あって普段はどこでも出入り自由なのですが、今は一つの門だけが開放されていて他の門は全て使用禁止でした。
その開放されてる門には警備員が立っていて、入ってくる時には体温検査とQRコードでの本人登録が必要です。
バスから見えた別の団地ですが、こんな感じ
登録したら通行証が画面に表示される
バスセンターに着いて、翌日の深セン行きのチケットを買いました。
中国では新幹線やバスのチケットを買う際に身分証明書の提示が必要で、日本のパスポートを見せると「いつ来たの?」等聞かれて、隔離証明書と陰性証明書を渡して無事買えました。
逆に、ギリギリ隔離されないタイミングで日本から中国に来た人で、これらの証明書がないと今は色々大変かも知れないなと思いました。
今の広州は、普通に街にも人がたくさん歩いてるしお店も半分くらい開いています。
マスクは100%みんなしていて、飲食店に入るとき、公共交通機関に乗るときなど全て体温測定が必須です。
本当に至る所で体温測定していて、これだけ体温計を準備できるのもすごいなと思いました。
バス移動
翌日深センへバスで行きました。広州から深センまで2、3時間くらいです。
私が乗ったのは50人くらい乗れる大型バスでしたが、乗客は20人くらいでなるべく散らばって席に座るよう言われました。
このバス内では意外と体温測定せずに出発しました。
深センに到着してバスから降りたあと、同じバスの乗客毎にグループで体温測定して全員問題なければ解散という流れでした。
どこに行っても発熱してる人に警戒している雰囲気で、コロナじゃなくうっかり風邪で発熱してしまって隔離とかになったらかわいそうだなと思います・・・
でもそれくらいオーバーにしてこそ今中国は収束してきているのかも知れません。
深センの街の様子
深センも広州とそんなに変わらず、街に人は結構いてお店も開店しているところが多いです。
バスや地下鉄も普通に動いていて、団地や決められた敷地に入るときは体温チェックをします。
ホテルにチェックインする際も隔離証明書と陰性証明書を提示すれば問題ありませんでした。
この2枚を常に携帯していれば生活に支障はなさそうです。
デパートも普通にオープンしていますが、入る時にはQRコードを読み取って電話番号での認証が必要です。
過去14日間に滞在した都市が表示され、私の場合は広州と深センと出ています。
位置情報が電話番号と紐付けられており、いつどこにいたか把握されています。
通信大手4社が連合で提供しているサービスで、これに同意して認証しなければデパートへは入れません。
これに加えて体温も測ります。
さいごに
中国では元の生活に戻りつつありますが、依然として警戒は解けていません。
毎日色んな国で悲しいニュースが聞かれますが、1日でも早く収束して日常を取り戻せることを願っています。